裏日本観察学会総本部

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笠寺(名古屋市南区):3月19日

朝、目を覚ますとさわやかな晴れで、昨日のような風もない。朝食はパンやスープ、ドリンク類などの簡単なバイキング形式。バナナのマフィンがうまい。このホテルは宿泊費の割に綺麗な内装とスパ設備などもそろっていて、なかなかポイントが高い。
 チャックアウトを済ませ笠寺へと向かう。山本正之の歌『名古屋はええよ!やっとかめ』の一節に「道が広いがね」とあるが、本当に道路網が整備されていて、京都とは大違いだ。渋滞情報を聞いて「じゃあそこは避けて通らないと」と思っていたら、何のことはない、すでにその区間を走っていた。つまり京都基準の渋滞と名古屋基準が違っていたぐらいだった。

20070320144617.jpg笠寺は尾張四観音(笠寺、甚目寺、龍泉寺、荒子観音)の一つ。商店街を抜け市内環状線を渡った突き当たりに建つ。
ただし、そこは西門側でなので車を駐車場に置き、南側の山門へと向かう。門の前には小さな池があった。
山号:天林山
寺号:笠覆寺(りゅうふくじ)
宗派:真言宗智山派

20070320144657.jpg本堂
本尊は十一面観音。
寺号にふさわしく、幔幕には笠が染め抜かれている。


20070320144708.jpg玉照姫と藤原兼平を祀る玉照堂。
笠寺の由来は、元は小松寺と名乗っていたが興廃し、本尊も雨ざらしとなっていた。そこで、気の毒に思ったある娘が観音像に笠を被せた。その娘は後に藤原兼平に見初められ入洛。玉照姫と呼ばれ、寺を復興し笠覆寺と名付けたという。
笠地蔵を思わせる霊験譚だ。

20070320144717.jpg
地蔵堂の六地蔵
六角形の石塔に地蔵菩薩が浮彫されている。

20070320144727.jpg
多宝塔
本尊は阿弥陀如来。


20070320144738.jpg笠寺の周囲には塔頭寺院が数ヶ寺建っている。
山門側の塔頭、泉増院にも玉照姫堂(写真左側)があり、近々開帳をするようだ。右側は大日如来を祀る本堂。

20070320144748.jpg西門側の塔頭の西方院。
道路に面して烏瑟沙摩(うすさま)明王を祀る
明王堂が建つ。
20070324212628.jpg
笠覆寺納経朱印

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玉照姫堂

 本ブログで、取材された笠覆寺の玉照姫堂は、平成14年に建立。祀られている御尊像もそれを機に造立されたものである。創建当時の玉照姫の御尊像は、かつての塔頭である泉増院に明治15年に笠覆寺から遷座されていることが記録にある。なお、泉増院の現在の堂宇は、昭和9年に再建されたものであり、藤原兼平の御尊像は、創建時より泉増院に祀られ、江戸時代に一度、出開帳を行っているのみである。ちなみに、笠覆寺が現在のように世襲制になったのは、戦後のことであり、それまでの長い間、塔頭寺院によって護持されてきたことが博物館等の文献資料にも残っている。

郷土史研究家 | URL | 2007年06月18日(Mon)14:31 [EDIT]


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